迷子のポチ

落書きしちゃおう!

おとぼけばあちゃんの勘違い~空気の巻き~

 

初めての出産で実家に帰っていたときのことです。

 

 

初めてママになったわたしは、

マニュアル通り、

赤ちゃんにおっぱいを飲ませてから、

ゲップをさせようとがんばっていました。

 

ところが、いくら抱きかかえて

背中をポンポンしても、

ゲップが出ないのです。

 

 

初めておばあちゃんになった母が言いました。

 

「空気が入らないように、

 じょうずに飲んだんだよ。

 空気が入れば

 ケチョンケチョンいうもの。」

 

 

 

すると、

黙って聞いていたひいばあちゃんが

突然口をはさんできました。

 

「空気なくなりゃあ、

 カタンカタンいうよ。

 そしたら、

 空気入れてやりゃあいいだ。」

 

 

びっくりして、

今度は、初めておじいちゃんになった

父が言いました。

 

「そんな、

 赤ん坊に空気なんか入れりゃあ、

 怒られるど。」

 

 

しかし、

ひいばあちゃんはそんな言葉は無視して、

まるでスイッチが入ったように

しゃべりつづけました。

 

 

「自分で入れられなきゃ、

 自転車屋に持ってくだ。

 そうすりゃあ、

 ポンプですぐ入れとくれるよ。

 いらねせう(いらないって言われる)けど、

 百円置いてくりゃいいだ。」

 

 

 

そこで、もう一度父が言いました。

 

「だから、そんな

 赤ん坊に空気なんか入れりゃあ、

 怒られるど。」

 

 

 

すると、ひいばあちゃんは、

 

「なにせって(言って)るだあ!

 自転車と赤ん坊、取り違えて・・・

 人バカにするもんじゃねえ!」

 

と言って、

 

よたよたとその場から去って言ってしまいました。

 

 

~あらら~

 

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