おとぼけばあちゃんの勘違い ~雪かきの巻き~
むかしむかし、
私のおばあちゃんがまだ生きていた頃のことです。
それは雪の朝の何気ない会話でした。
わたし「今朝、お父さん、早くから雪かいててさ。」
おばあ「ほうかい。」
わたし「おちおち寝てらんないよね。」
おばあ「そうだわな。」
わたし「今朝は特に重くて・・・(雪がね)」
おばあ「そりゃ、大変だ!」
おばあ「とらぞうじいさんもよくかいたもんだ。」
わたし「へえ~」
おばあ「酒のむと特にな。」
わたし「酒?関係ないでしょ。」
おばあ「そうかいや?」
わたし「それより腰でも痛めたら大変だよね。」
おばあ「腰?腰は関係ねえだよ。」
わたし「そうなの?」
・・・・・・・・・・・・・
おばあ「いいことおせーてやるか。」
わたし「なに?」
おばあ「鼻つまめばいいだよ。」
わたし「鼻?鼻関係ある?」
おばあ「そうだよ。鼻つまめばだいじょぶだ。」
わたし「せんたくばさみで?」
おばあ「指でつまめばいいだけど・・・」
わたし「指で???」
おばあ「せんたくばさみなら、なお安心だ。」
わたし「寝てられるしね。」
おばあ「そう、あと放っといて寝てりゃいいだ。」
わたし「ふうん、じゃ、今度やってみよ。」
・・・ところで・・・
これ、いったい、何の話???・・・
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